Instagramと同じ感覚で頼むと困ること
TikTokはInstagramと似ているようで、運用の細部が違います。代行会社に頼むときに、確認しておくべき点を4つに絞りました。
1. 音源の商用利用
一番多いトラブルです。TikTokでは、ビジネスアカウント(企業用)で使える音源が、個人アカウントとは別になっています。商用利用が許可された音源のライブラリから選ぶ仕組みで、個人が使っている流行曲の多くは使えません。
知らずに流行曲を使うと、動画がミュートされたり、削除されたり、最悪の場合はアカウントに影響します。代行会社に「企業アカウントで使える音源で作っていますか」と確認してください。「流行の曲を使って伸ばします」と言う会社は、この仕組みを分かっていない可能性があります。
2. アカウントの権限管理
InstagramにはMeta Business Suiteで権限を渡す仕組みがありますが、TikTokはBusiness Centerを使う形になります。設定の手順が異なり、代行会社によってはログイン情報を直接渡すよう求めてくることがあります。
パスワードを渡す場合は、二段階認証の端末を御社に置くこと、登録メールアドレスを御社のままにすること、解約時にパスワードを変更することを守ってください。詳しくはアカウントの渡し方に書きました。
3. トレンドの変化の速さ
TikTokで伸びる型は、週単位で変わります。Instagramより速いです。代行会社が毎日TikTokを見て、いま何が伸びているかを追っているかが、結果を分けます。
確認の仕方は、「最近伸びている型を3つ挙げてください」と聞くことです。すぐに具体的な例が出てくる会社は見ています。
4. 炎上の広がり方
拡散力が強い分、批判も速く広がります。数時間で数万人に届くこともあります。対応方針(誰が判断するか、消すか残すか)を契約前に決めておかないと、間に合いません。考え方は投稿が批判されたときの対応手順にまとめました。
代行会社の実績の見方
Instagramの実績があるからTikTokもできる、とは限りません。TikTokで実際に運用しているアカウントを見せてもらってください。見るのは次の点です。
- 企業アカウントとして運用しているか(個人アカウントの実績は参考になりません)
- 投稿が続いているか(最新の投稿が数か月前なら止まっています)
- 再生数だけでなく、プロフィールに導線があるか
TikTokが向くかどうか
そもそもTikTokが御社の目的に合うかも確認してください。採用で30代以上を採りたい場合は届きにくく、落ち着いた雰囲気を売りにしたい業種とは相性が良くありません。詳しくはTikTok採用のデメリットとプラットフォームの使い分けをご覧ください。
弊社の対応
株式会社Beeは、InstagramとTikTokの両方を運用しています。TikTokは福祉マンション「樹」の運用実績があり、企業アカウントの音源ルールに沿って制作しています。運用実績でアカウントを見ていただけます。