意味がなかった、で終わる契約の共通点
運用代行をしている側として、都合の悪い話も書きます。「SNS運用代行は意味なかった」という話には、ほぼ決まったパターンがあります。
1. 目的を決めずに始めた
一番多い原因です。「とりあえずSNSをやったほうがいいと言われたから」で始めると、投稿する内容が決まりません。採用したいのか、集客したいのか、認知を広げたいのか。これが決まっていないと、投稿は無難な内容になって誰にも刺さりません。
目的がないので、成果も測れません。フォロワーが300人増えたという報告を受けても、それが良いのか悪いのか誰も判断できない状態になります。
2. 投稿作業だけを外注した
安い契約でよくある形です。企画と撮影が自社に残っているので、担当者の負担はほとんど減りません。むしろ「素材を送る」という新しい業務が増えます。
素材が送れない月は投稿が止まります。止まったアカウントは伸びません。結果として、お金を払ったのに何も変わらなかったという感想になります。
3. 数字を見ていない
投稿を続けているが、どの投稿が良かったのかを誰も見ていないケースです。同じような投稿を半年続けて、何も変わらずに解約になります。
SNSは当たった形を見つけて繰り返す作業です。見つける工程がなければ、ただ作業しているだけになります。
4. 判断が早すぎた
1か月や2か月で結論を出すパターンです。アカウントの初期は、投稿が誰に届くかをプラットフォームが探っている時期なので、数字が安定しません。
最低3か月、できれば6か月は必要です。それより早く結論を出すと、ほぼ「意味がなかった」になります。
逆に、成果が出ているケース
うまくいっている契約には、共通して次が揃っています。
- 目的が1つに絞られている:採用なのか集客なのか。両方やろうとしていない
- 評価する数字が決まっている:応募数、問い合わせ数など、最終的に見る数字が最初から合意されている
- 撮影まで任せている:社内の工数がほぼゼロなので、止まらない
- 出演できる人がいる:人が出る投稿は、出ない投稿より強いです
- 半年は続ける前提で始めた
やめたほうがいい場合
次の場合は、まだ早いです。
- 何を目的にするかが決まっていない。先に決めてください
- 社内に出演できる人がおらず、顔も施設も何も出せない。素材が作れません
- 来月すぐに結果が欲しい。SNSはそういう手段ではありません。急ぐなら広告のほうが向いています
弊社は無料相談の段階で、やめたほうがいい場合はそう伝えます。合わない契約を取っても続かないためです。