作業ごとに分けます
AIでSNS運用はどこまでできるのかでは全体像を書きました。ここでは作業ごとに、もう少し細かく分けます。
| 作業 | AIの使いどころ | 任せてはいけない部分 |
|---|---|---|
| 企画・ネタ出し | 案を広げる、切り口を増やす | いま伸びている型の判断 |
| 台本 | 構成の下書き、言い回しの調整 | 何を伝えるかの決定 |
| 文字起こし | ほぼ任せられる | 固有名詞・専門用語の確認 |
| テロップ生成 | 自動生成して時短 | どこを強調するか、改行位置 |
| 編集 | 不要部分の自動カットの下処理 | 切る場所、順番、冒頭の設計 |
| 投稿文 | たたき台 | 最終の手直し |
| 画像生成 | 背景、抽象的な図 | 実在の商品・人物・店舗 |
| 分析 | 数字の集計と整理 | 次に何を変えるかの結論 |
よく使っているもの
文字起こし
一番効率が上がります。撮影した音声をテキストにして、そこから台本を整える流れです。固有名詞と専門用語だけ直せば使えます。
台本の壁打ち
自分の考えを投げて、構成を返してもらう使い方です。何を伝えたいかを先に自分で決めていないと、どこにでもある台本が返ってきます。
テロップの自動生成
全セリフにテロップを入れる作業は自動化できます。ただ、どの語を大きくするか、どこで改行するかは手で直します。ここが読みやすさを決めます。
使うのをやめたもの
AIに企画を全部決めさせる
学習した時点の情報で答えるので、半年前の型が返ってきます。いま伸びている投稿を見ているのは人だけです。
自動編集ツールへの丸投げ
出力は見れば分かります。全部同じリズムで、同じ位置にテロップが入って、山がありません。下処理には使えますが、最後は手で詰めます。
実在の商品・店舗の画像生成
実物と違うものを出すと、見た人の期待とずれます。飲食店で特に危険です。撮影したほうが速くて確実です。
注意すること
- 社内情報や顧客情報を入力しない。利用規約によっては学習に使われます。社内のルールを決めてください
- 生成した文章の事実確認。制度や数字は間違えます。公式の情報で裏を取ってから出します
- 音源と画像の権利。生成物でも、商用利用の可否は使うサービスの規約で変わります
SNS運用のルールを社内で決めるときは、AIの使い方もあわせて入れておくと迷いません。ガイドラインの作り方に項目をまとめています。