自社運用の「0円」は、本当に0円か
自社でやれば外注費はかかりません。ただ、かかっていないのは「支出」だけで、コストはかかっています。
SNS運用を1人でまともにやると、月に20〜40時間ほど必要です。企画を考え、撮影し、編集し、投稿し、数字を見る。この一連を月8本ぶんこなす時間です。
| 自社運用 | 運用代行(一気通貫) | |
|---|---|---|
| 支出 | 0〜3万円(ツール代など) | 月25〜60万円 |
| 社内の作業時間 | 月20〜40時間 | 月2〜4時間(撮影日と報告) |
| 時給2,500円換算の人件費 | 5〜10万円 | 5,000〜1万円 |
| 実質コスト | 5〜13万円 | 26〜61万円 |
| 立ち上がりの速さ | 遅い(習得期間が必要) | 速い |
| 担当者が辞めたとき | 止まる | 止まらない |
金額だけ見れば自社運用が安いです。ただ比べたいのは金額ではなく、その20〜40時間を他に使ったときの価値です。営業に使えば売上になる時間なら、代行のほうが得になります。現場が人手不足で回っていないなら、なおさらです。
自社運用が向いている会社
- 社内に発信が好きな人がいて、その人の時間を確保できる
- 撮影しやすい環境がある(人が多い、絵になる現場がある)
- すぐに成果が必要ではなく、半年かけて育てる余裕がある
- 長期的に社内のノウハウとして持ちたい
大事なのは片手間にしないことです。「空いた時間でやって」と任せた会社は、弊社が見てきた範囲ではだいたい3か月で止まっています。業務として時間を確保できるかどうかが分かれ目です。
運用代行が向いている会社
- 現場が人手不足で、増やせる業務がない
- 採用や集客に期限がある(半年後に何名採りたい、など)
- 何を投稿すればいいか分からない状態から始める
- 撮影と編集のクオリティを担保したい
両方を組み合わせる形もあります
全部任せるか全部自社かの二択ではありません。実際に多いのは、次のような分け方です。
- リール・ショート動画は代行、ストーリーズは自社
- 最初の3か月は代行で型を作り、その後は自社で回す
- 撮影と編集だけ外注し、企画と投稿は自社
弊社は、自社運用に切り替えたい会社向けに、動画編集の方法や伸びているアカウントのリサーチ方法をお伝えする単発レクチャーにも対応しています。できる部分は自社でやり、難しい部分だけ外注するという形も可能です。