採用・集客の成果は3〜6か月です
応募や問い合わせという最終成果が出るのは、早くて3か月、通常は6か月です。1か月で結論を出すと、ほぼ「効果がなかった」という誤った判断になります。
ただ、3か月まで何も分からないわけではありません。見る数字を変えれば、1か月目から方向性の正しさは判断できます。
月ごとに何が起きるか
1か月目:数字は当てになりません
新しいアカウントの投稿は、プラットフォームが「誰に見せるべきか」を探っている状態です。同じ品質の投稿でも再生数が10倍違うことがあります。この時期の数字で判断しないでください。
この月にやるのは、投稿を止めずに本数を積むことです。判断材料を集める期間です。
2か月目:当たりの形が見え始めます
10〜20本たまると、伸びた投稿と伸びなかった投稿の差が見えてきます。ここで初めて分析ができます。
見るのは再生回数ではなく、保存率とプロフィール遷移率です。保存は「後で見返したい」という強い興味、プロフィール遷移は「この会社をもっと知りたい」という行動です。どちらもフォロワー数より早く動きます。
3か月目:形が決まり、反応が出始めます
当たった形を繰り返す段階に入ります。このあたりで、採用なら「見ました」という応募が出始め、集客なら保存や問い合わせが増えてきます。
ここで何も起きていない場合は、設計を見直すタイミングです。目的とターゲットがずれている可能性があります。
4〜6か月目:成果が積み上がります
投稿が蓄積されて、新しく見た人が過去の投稿までさかのぼるようになります。この「まとめて見る」行動が、応募や来店の決断につながります。
投稿は消えずに残るので、ここから先は積み上げが効いてきます。広告と違って、止めた瞬間にゼロにならないのがSNSの性質です。
時期ごとに見る数字を変える
| 時期 | 見る数字 | 判断すること |
|---|---|---|
| 1か月目 | 投稿本数 | 止まっていないか |
| 2か月目 | 保存率・プロフィール遷移率 | 方向性が合っているか |
| 3か月目 | フォロワー増加・DM数 | 形が決まったか |
| 4〜6か月目 | 応募数・問い合わせ数 | 最終成果が出ているか |
最初からフォロワー数と応募数だけを見ていると、2か月間「何も起きていない」ように見えます。実際には動いているので、見る場所を変えてください。
急ぐ場合はSNS以外が向いています
来月すぐに人が必要、今週の売上が欲しいという状況では、SNSは向いていません。広告や求人媒体のほうが速いです。
SNSは、半年後から効き始めて、やめた後も残る手段です。性質を理解して始めるかどうかで、評価がまったく変わります。