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Column

AIでSNS運用はどこまでできるのか

台本の相談相手としては優秀です。
それ以外は、思っているより使えません。

公開 2026年10月18日更新 2026年10月24日執筆 日下部 宏樹(代表取締役)

「AIでできる」と思われている作業

AIでSNS運用ができるという動画や記事は、たくさん出ています。テロップを自動で入れる、台本を一瞬で作る、投稿文を量産する。見ていると、全部AIで回せそうに見えます。

弊社は毎月100本以上のショート動画を作っていて、AIも日常的に使っています。使ってみた上で、できることとできないことを分けて書きます。

使えたこと

台本の壁打ち

一番役に立っています。自分の考えを投げて、構成を返してもらい、言い回しを直してもらう。ゼロから書くより速く、抜けも減ります。

ただし、投げる側に「何を伝えたいか」がないと、どこにでもある台本が返ってきます。AIが作っているのではなく、自分が作る過程を手伝ってもらっている、という使い方です。

文字起こしと字幕

話した内容の文字起こしは、ほぼ任せられます。誤変換の直しは必要ですが、手で打つよりずっと速いです。

投稿文のたたき台

キャプションやハッシュタグの案を出してもらうのは使えます。そのまま使うと平坦な文になるので、最後は手で直します。

無理だったこと

いま何が伸びているかの判断

SNSの流行は週単位で変わります。AIは、いま何が伸びているかを自分では見ていません。聞けば答えますが、半年前に伸びた型を「おすすめ」として返してくることがよくあります。

伸びている投稿を実際に毎日見て、何が変わったかを追う作業は、人がやるしかありません。弊社でも、リサーチ用のアカウントを作って毎日見ています。ここをAIに任せると、企画が全部古くなります。

撮影

当たり前ですが、AIはカメラを持って現場に来ません。画角、明るさ、音、出演者への声のかけ方。動画の質はほとんど撮影で決まります。ここは道具を使い込むか、人に頼むかのどちらかです。

編集の判断

テロップを入れる作業はAIでできます。ただ、どこを切るか、どの順番にするか、最初の2秒に何を置くか。この判断はできません。同じ素材でも、ここで再生数が数倍変わります。

自動編集ツールの出力は、見ればすぐ分かります。全部同じリズムで、同じ位置にテロップが入って、山がありません。

AI任せにした人が、伸びずにやめる理由

相談に来る会社の中に、「AIで作っていたけど伸びなかった」という方が増えています。話を聞くと、原因は共通しています。

AIでできると思った部分、つまり撮影と編集を軽く見ていることです。スマホで適当に撮って、自動編集に通して、AIが書いたキャプションを付けて出す。これで伸びないのは当然で、見る側には「手をかけていない」ことが一瞬で伝わります。

伸びないので手応えがなく、3か月以内にやめる。この流れです。AIが悪いのではなく、AIに任せていい場所を間違えています。

やるなら、こう分けてください

作業AI人
企画・ネタ出し案を広げるいま伸びている型を見て決める
台本壁打ち・言い回しの調整何を伝えるかを決める
撮影無理全部
編集文字起こし・テロップ生成切る場所・順番・冒頭の設計
投稿文たたき台最終の手直し
分析数字の整理次に何を変えるかの判断

台本をAIと一緒に作る。これだけで十分に時間が減ります。それ以外は、自分でスキルをつけるか、できる人に頼んだほうが結果が出ます。中途半端にAIへ寄せると、伸びないまま時間だけ使います。

弊社の場合

台本の下書きと文字起こしにはAIを使います。企画のリサーチ、撮影、編集の判断、分析の結論は人がやります。この分け方で運用しているアカウントは運用実績にあります。

自社でやりたい方には、撮影と編集の方法をお伝えする単発レクチャーにも対応しています。AIの使いどころもそこでお話しします。

日下部 宏樹代表取締役

株式会社Bee 代表取締役。採用・集客を目的としたSNS運用代行を、企画・台本から現地撮影・編集・投稿・分析まで一気通貫で手がける。大阪拠点、全国対応。

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御社の状況に合わせて、やるべきことを整理してお伝えします。

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