先に、使えないものを確認します
歯科医院のSNS投稿は、医療広告ガイドラインの対象になります。やりがちで、実は使えないものを先に挙げます。
- 治療前後のビフォーアフター写真(詳細な説明の併記が必要で、SNSではほぼ満たせません)
- 「必ず治る」「痛くない」「最新の」などの断定・最上級表現
- 治療効果に関する患者さんの体験談
- 「日本一」「No.1」などの比較優良広告にあたる表現
- 費用を安く見せる「今だけ」「キャンペーン」の強調
これらを使わなくても、来院につながるネタは十分あります。患者さんが知りたいのは、治療の結果の写真より「ここに行っても怖くないか」だからです。
型1:症状の解説
「冷たいものがしみる原因は3つ」「歯ぐきから血が出るときに考えること」。いま困っている人が検索や保存をする投稿です。断定せず、「こういう可能性があります。気になる場合は受診してください」で締めます。
型2:予防・セルフケア
歯磨きの順番、フロスの使い方、子どもの仕上げ磨きのコツ。保存されやすく、既存の患者さんにも役立ちます。治療の宣伝にならないので、規制の心配がほぼありません。
型3:院内の様子
待合室、診療台、滅菌の様子、使っている機器。初めての人の「どんな場所か分からない」を消します。特に小児歯科は、保護者がここを見ています。
型4:先生とスタッフ
どんな人が診るのかは、予約の決め手です。先生の話し方、歯科衛生士の紹介、受付の雰囲気。流暢に話す必要はなく、普段どおりで構いません。
型5:よくある質問への回答
「初診で何をしますか」「予約なしで行けますか」「子どもは何歳から」「保険と自費の違い」。電話で聞かれることをそのまま投稿にします。受付の電話対応も減ります。
型6:治療の流れ
「虫歯治療は何回通うか」「インプラントの相談から完了まで」。過程を見せます。期間や回数の目安は、個人差があることを添えます。インプラントや矯正などの自由診療は、治療内容・費用・期間や回数・リスクや副作用・問い合わせ先を併記する決まり(限定解除)があるので、キャプションに入れるか、保険診療の流れを中心にします。
1か月の組み方(月8本)
| 型 | 本数 |
|---|---|
| 症状の解説 | 2本 |
| 予防・セルフケア | 2本 |
| 院内・スタッフ | 2本 |
| よくある質問 | 1本 |
| 治療の流れ | 1本 |
投稿前の確認
判断に迷う表現は、投稿前に先生に確認します。弊社で運用する場合も、医療系は必ず投稿前に院長確認を入れる形にしています。業種ページは歯科・整骨院・クリニックの集客SNSにあります。