ネタ切れは、型がないから起きます
採用アカウントを始めて2か月目に、「もう出すものがない」と言う人が多いです。会社紹介、理念、オフィス、集合写真。この4つを出し終えると止まります。
ネタは、型に当てはめて作ります。型が7つあれば、出演者と場面を変えるだけで、月12本を半年続けても枯れません。
7つの型
1. 1日の流れ
朝来てから帰るまでを、1本または数本に分けて見せます。「9時出勤、朝礼、10時から訪問」のように時刻を入れると、見る側が自分の生活と重ねられます。職種ごと、人ごとに作れるので、これだけで月2〜3本出せます。
2. 働いている人の話
なぜこの会社に来たのか、前の職場と何が違うか、いま何が面白いか。1人につき3〜4本は作れます。話し上手である必要はありません。
3. 聞きにくいことへの先回り
残業は実際どのくらいか、休みは取れるか、人間関係はどうか、未経験でできるか、給料はどう上がるか。面接で聞きにくいことを、先にこちらから答えます。保存されやすく、応募前の不安を減らします。
4. 入社して半年の人
未経験者に一番効く型です。「入って半年で何ができるようになったか」「最初につまずいたこと」。ベテランの話より、自分に近い人の話が刺さります。
5. 現場の技術・手元
作業の手元、仕上がり、道具。言葉で説明しなくても「この仕事ってこういうことか」が伝わります。顔を出せない職場でも作れる型です。
6. 失敗談・大変だった話
きれいな話より見られます。「新人のときにやらかした話」「一番きつかった時期」。正直に話せる会社だと伝わるので、信頼につながります。
7. 募集の案内
10本に1本程度にします。「いま〇〇を募集しています、まずDMで聞いてください」と、応募の前に聞ける導線を添えます。告知ばかりのアカウントは離れられます。
1か月の組み方の例(月12本)
| 型 | 本数 | 出演者の例 |
|---|---|---|
| 1日の流れ | 3本 | 職種ごとに1人ずつ |
| 働いている人の話 | 3本 | ベテラン・中堅・若手 |
| 聞きにくいこと | 2本 | 社長または管理職 |
| 入社半年の人 | 1本 | 直近の入社者 |
| 技術・手元 | 1本 | 顔出し不要 |
| 失敗談 | 1本 | 話せる人 |
| 募集案内 | 1本 | 社長 |
この12本は、企画を先に組んでおけば1回の撮影でまとめて撮れます。撮影の回し方は撮影を外注すると、どう進むのかに書きました。
やらなくていいもの
- 会社紹介・沿革・理念の読み上げ
- ロゴから始まる動画
- 集合写真と「アットホームな職場です」
- 社長の長い訓示
見る側が知りたいのは、自分がそこで働く姿です。会社の立派さではありません。