広告でも規制は同じです
SNS広告なら表現が自由になる、ということはありません。医療広告ガイドラインは、有料の広告にそのまま適用されます。しかも広告は誰が見ても「広告」なので、投稿のように言い逃れができません。
- 「痛くない」「必ず治る」「最新の」などの断定・最上級表現は使えない
- 治療効果に関する患者さんの体験談は使えない
- ビフォーアフター写真は使えない(詳細な説明を併記すれば出せるのは、患者が自分から見に来るホームページなどに限られます)
- 自由診療(インプラント、矯正、ホワイトニングなど)は、治療名や費用など広告可能な範囲でしか書けない。ホームページで使える「限定解除」は、相手に押し届ける形のSNS広告では使えないので、詳しい説明はリンク先の院のページに置く
- 他院との比較、「地域No.1」は使えない
加えて、広告プラットフォーム側の審査基準もあります。健康に関する広告は、審査で止まることがあります。
出せる内容
広告で伝えるのは、院の存在と「行っても大丈夫そう」です。
- 院の場所と診療時間(「〇〇駅から徒歩3分、土曜も診療」)
- 診療の範囲(小児歯科、予防歯科、訪問歯科など)
- 初診の流れと予約方法
- 院内の雰囲気(待合、キッズスペース、バリアフリー)
- 先生とスタッフ
通常投稿で効くものと、ほぼ同じです。広告は、それを「院の近くにいる人」に確実に届ける道具です。
配信先を絞る
歯科は商圏が狭い業種です。広告の配信エリアを、院から半径2〜5kmに絞ります。全国に配信しても、来院できない人に届くだけです。
年齢層も絞れます。小児歯科なら30〜40代の保護者、予防歯科なら幅広く、といった形です。
通常投稿との役割分担
| 通常投稿 | 広告 | |
|---|---|---|
| 役割 | 信頼を積む。何度も見てもらう | 院の存在を近くの人に知らせる |
| 届く相手 | フォロワーとおすすめ欄 | 設定したエリア・属性の人 |
| 内容 | 症状解説、予防、院内、スタッフ | 場所、診療時間、初診の流れ |
| 期間 | 継続 | 開院時、診療時間の変更時、閑散期など |
通常投稿が積み上がっていない状態で広告だけ出すと、広告で来た人がプロフィールを見て「何も分からない」で離脱します。先に投稿を20本ほど積んでから広告を出す順番が、費用の無駄がありません。
費用の目安
エリアを絞った地域広告なら、月3〜10万円で始められます。1日1,000〜3,000円の設定です。運用代行に頼む場合、広告費とは別に運用手数料(広告費の20%前後か、固定の月額)がかかります。
投稿前・出稿前の確認
広告の文面は、必ず院長が確認してから出稿してください。審査で止まった場合は、表現を修正して再申請します。業種ページは歯科・整骨院・クリニックの集客SNS、投稿のネタは歯科医院のインスタ投稿ネタをご覧ください。