役割が違います
| 求人票 | SNS | |
|---|---|---|
| 役割 | 条件を正確に伝える | 職場の実際を見せる |
| 見る人 | いま探している人 | 探していない人も含む |
| 書くこと | 給与、休日、勤務時間、業務内容、応募方法 | 人、1日の流れ、雰囲気、聞きにくいことの実際 |
| 形式 | 決まった項目を正確に | 動画・写真で自由に |
| 残り方 | 掲載期間が終わると消える | 残り続ける |
求人票に「アットホームな職場です」と書いても伝わりません。SNSに「月給25万円」とだけ書いても応募できません。それぞれが得意なことを担います。
求人票に書くこと
条件です。正確に、具体的に。
- 給与(下限と上限、手当の内訳、昇給の有無)
- 休日(年間休日数、曜日、有給の取得率)
- 勤務時間(実際の残業時間、繁忙期)
- 業務内容(1日の流れを文章で)
- 応募の方法と選考の流れ
- SNSのアカウント名(「職場の様子はInstagram @〇〇 で公開しています」)
最後の1行が重要です。求人票を見た人が「どんな職場か」を知りたくなったとき、SNSに飛べる道を作っておきます。
SNSで見せること
求人票では伝わらないものです。
- 働いている人の顔と話し方
- 1日の実際の流れ(時刻つきで)
- 残業や休みの「実際」(求人票の数字の裏付け)
- 職員同士の関係
- 入って半年の人が何をしているか
- きつい部分も含めた正直な話
加えて、募集要項のハイライトに、求人票と同じ条件を載せておきます。SNSから入った人が条件を確認できないと、そこで止まります。
2つをつなぐ導線
流れは2方向あります。
- 求人票 → SNS → 応募。求人票で条件を見て、SNSで職場を確認して、応募する。求人票にアカウント名を書くことで成立します
- SNS → 募集要項 → 応募。SNSで職場を知って、ハイライトの募集要項で条件を確認して、DMか応募ページへ。プロフィールの設計で成立します
どちらも、最後の「応募する」までの距離を短くします。求人票からHPの応募フォームへ、フォームから履歴書の郵送へ、と段階が増えるたびに人が減ります。
求人票の書き方で変えること
SNSを始めたら、求人票も少し変えます。
- 「アットホーム」「やりがい」などの抽象語を減らし、SNSを見てもらう前提にする
- 残業時間や休日を、SNSで話している内容と一致させる(ずれると信用を失います)
- SNSのアカウント名を目立つ位置に
- 「見学歓迎」「DMでの質問歓迎」を明記
求人媒体をやめる必要はありません
SNSを始めたから求人媒体をやめる、という話ではありません。媒体はいま探している人に届き、SNSはまだ探していない人に届きます。両方あると、母数が増えます。詳しくは採用にSNSは本当に効くのかに書きました。