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Column

動画編集スクールの「案件紹介」は本当にあるのか

「案件紹介あり」は嘘ではありません。
単価と中身を聞くと、違いが出ます。

公開 2026年10月18日更新 2026年10月24日執筆 日下部 宏樹(代表取締役)

発注する側から書きます

弊社は毎月100本以上のショート動画を作っていて、編集者に外注することもあります。スクール卒業生からの応募も受けます。その立場で、「案件紹介」の実態と、スクールを比べるときの見方を書きます。

「案件紹介」の中身は3種類

種類中身単価の目安
運営会社の下請けスクール運営元が受けた案件を受講生に振る1本2,000〜5,000円
提携企業の案件提携先から継続的に回ってくる編集案件1本3,000〜1万円
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どれも「紹介あり」と書けます。嘘ではありません。ただ、「月30万円」になる紹介はほぼありません。月30万円は、1本5,000円なら60本です。

比較するときに見る4点

1. 紹介案件の単価と継続性

「紹介案件の平均単価はいくらで、何か月続くか」を聞きます。答えられないスクールは、紹介の実績が薄いです。

2. 卒業生の収入の分布

「卒業後半年で月5万円以上稼いでいる人は何割か」を聞きます。上位1人の数字は参考になりません。

3. 撮影の実習があるか

編集だけの人と、撮影もできる人では、発注側から見た価値が違います。撮影ができれば、企画から任せられるので単価が倍以上変わります。

4. ショート動画(縦型)に対応しているか

いま企業が発注する動画の大半は、Instagramリール・TikTok・YouTube Shortsの縦型です。横型YouTubeの長尺編集だけを教えているスクールは、求められるスキルとずれています。

発注側が本当に求めている編集者

指示どおりに切ってテロップを入れる人は、たくさんいます。単価が下がり続けている領域です。

単価が高いのは、次ができる人です。

この人には、1本1〜3万円、月額で10〜30万円の継続案件が出ます。編集ソフトの操作は、ここでは前提でしかありません。

スクールに行かない選択肢

編集ソフトの操作は、無料の動画で十分学べます。差がつくのは「何を切るかの判断」で、これは実際のアカウントを回さないと身につきません。知り合いの店のアカウントを1つ、企画から撮影・編集・投稿まで3か月やってみる。その上で足りないところを学ぶ順番が、一番無駄がありません。

AIで編集が置き換わるかについてはAIでSNS運用はどこまでできるのかに書きました。テロップ生成は置き換わり、切る判断は残ります。

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日下部 宏樹代表取締役

株式会社Bee 代表取締役。採用・集客を目的としたSNS運用代行を、企画・台本から現地撮影・編集・投稿・分析まで一気通貫で手がける。大阪拠点、全国対応。

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