順番を間違えると、時間とお金が消えます
未経験の人がやりがちな順番は、スクールか教材を買う、資格を調べる、ポートフォリオ用のデザインを作る、クラウドソーシングに登録する、です。この順番だと、半年たっても1社も持てないことが多いです。
実績のない人に頼む理由は、企業側にはありません。先に実績を1つ作ります。
1週目:リサーチ用アカウントを作る
自分のアカウントとは別に、リサーチ専用のInstagramとTikTokのアカウントを作ります。狙う業種(飲食、美容、介護など)で伸びているアカウントを大量にフォローして、そのアカウントを開いたときに参考になる投稿しか流れない状態を作ります。
毎日15分、見ます。何が伸びているか、最初の2秒に何を置いているか、テロップの出し方、長さ。これが企画の引き出しになります。お金はかかりません。
1か月目:最初の1社を取る
知り合いの店、家族の会社、通っている美容室。「3か月、無料か月1万円でやらせてください。企画から撮影、編集、投稿まで全部やります」と頼みます。
無料を嫌がる人もいますが、最初の1社は勉強代です。ここで得るのは、実績と、何に困るかの体験です。
条件は1つ、アカウントの数字(インサイト)を見せてもらえること。数字が見られないと、何が効いたか分からず、ポートフォリオにも書けません。
1〜3か月目:全部やる
- 目的を1つ決める(集客か採用か)
- プロフィールを整える
- 月8本、ショート動画を出す。企画、撮影、編集、投稿まで自分で
- 2か月目から、保存率とプロフィール遷移率を見て、伸びた型を繰り返す
- 詰まったところをメモする。それが次に学ぶことです
この3か月で、スクールの半年分より多くのことが分かります。
3か月目:ポートフォリオを1枚作る
デザインを凝る必要はありません。A4で1枚、次を書きます。
- 運用したアカウントのURL
- 運用前と3か月後の数字(フォロワー、平均再生、保存率、問い合わせ数など)
- 自分がやった範囲(企画・撮影・編集・投稿・分析)
- 一番伸びた投稿と、なぜ伸びたかの自分なりの分析
発注側が見るのは、この4つです。きれいなスライドより、数字と範囲と考え方です。
4か月目以降:2社目を有料で
1社目の数字を持って、同じ業種の別の店に行きます。「同業でこういう結果が出ました」は、一番強い営業です。単価は月5万円から。企画と編集ができるなら、妥当な金額です。
撮影ができるようになったら、月15万円以上の一気通貫に進めます。単価の構造はSNS運用代行は稼げるのかに書きました。
やらなくていいこと
- 最初に高額スクールに入る(何に困るか分かってから選ぶ)
- 資格を取る(発注側は見ていません)
- 投稿画像のデザインを極める(単価が上がりません)
- いきなりクラウドソーシングで応募しまくる(実績がないと通りません)
最後に
弊社が外部の人に頼むとき見るのは、どのアカウントを、どこまで自分でやって、どう数字が動いたか、の1点です。3か月回した1アカウントがあれば、未経験という言葉は消えます。