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SNS運用代行の業務委託契約書で確認する項目

揉めるところは、
だいたい契約書に書いていないところです。

公開 2026年10月18日更新 2026年10月24日執筆 日下部 宏樹(代表取締役)

確認する12項目

SNS運用代行の契約で後から揉めるのは、ほぼ次のどれかです。雛形の業務委託契約書には入っていないものが多いので、1つずつ見てください。

1. 業務の範囲

企画、台本、撮影、編集、投稿、コメント返信、DM対応、分析、レポート。どこまでが含まれるかを列挙してもらいます。「SNS運用業務一式」だけの契約書は、後で「それは含まれません」が起きます。

2. 投稿本数と撮影回数

月何本、撮影は月何回、どこへ来るのか。数字で書いてもらいます。

3. アカウントの名義と権限

アカウントは御社名義で作成し、代行会社には管理権限を付与する。この一文があるかどうかで、解約時の結果が変わります。

4. 成果物の著作権

動画・画像・台本の著作権を御社に譲渡するか、少なくとも契約終了後も利用できる許諾があるか。書いていなければ代行会社に残ります。

5. 撮影素材(元データ)の帰属と引き渡し

編集前の元素材を御社がもらえるか。解約時に引き渡す義務があるか。

6. 出演者の肖像と同意

スタッフや利用者が映る場合、誰が同意を取るのか、退職後の投稿の扱いをどうするのか。採用目的の運用では必ず出てきます。

7. 投稿前の確認フロー

投稿前に御社が確認するのか、代行会社の判断で出すのか。確認する場合、何日前に出すか、返事がない場合はどうするか。

8. 炎上・トラブル時の対応

批判コメントや炎上が起きたときに誰が判断して誰が動くのか。削除・謝罪の権限はどちらにあるか。

9. 秘密保持

撮影で見聞きした社内情報、顧客情報、採用情報の扱い。

10. 再委託

代行会社が編集や撮影を別の個人に出す場合、御社の承諾が必要か。誰が現場に来るのかに関わります。

11. 契約期間と解約

最低契約期間、解約予告の期間、中途解約の違約金。解約時に何が残るかに詳しく書いています。

12. 支払条件

月額の支払日、前払いか後払いか、出張費や追加撮影の扱い。

雛形で特に抜けやすいもの

一般的な業務委託契約書を流用した場合、3・4・5・6・8が抜けていることが多いです。SNSに特有の項目だからです。この5つだけでも追記してもらってください。

個人に頼む場合

契約書を用意していない個人も多いです。その場合、最低でもメールで次を文字にして残してください。

口頭の合意は、後から「言った」「言わない」になります。

弊社の契約

株式会社Beeの契約書には、上の12項目を入れています。アカウントは御社名義、素材と成果物は御社に帰属、契約期間の縛りなし、という内容です。契約書の雛形はご相談時にお見せできます。

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日下部 宏樹代表取締役

株式会社Bee 代表取締役。採用・集客を目的としたSNS運用代行を、企画・台本から現地撮影・編集・投稿・分析まで一気通貫で手がける。大阪拠点、全国対応。

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